NUNOUS®[ニューノス]は、岡山で生まれたサステナブルな新素材
- fukus-ishihara
- 2022年9月24日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年10月15日

切削、抜型裁断、縫製、印刷、接着など多様な加工が可能で、ファッションにとどまらず、建築や印刷、文具などの多彩な分野で採用されていますNUNOUSは、織布、染色、縫製等の繊維生産各社、ファッションブランド、ホテル、一般企業や自治体、各種団体等、様々な業種で発生する繊維廃材「未活用の繊維資源」として回収し、サトウキビの非可食成分から抽出したバイオポリマーを含浸させてアップサイクル。
原料となる布の色や柄を残して再生することで、素材表面に視覚的にも分かる物語性を与えます。

特許を取得した新しいアップサイクル手法

生産される多くの繊維製品には、複数の繊維が混ざっています。
私たちは、綿、麻、毛、ポリエステル等の多様な繊維が混ざった繊維素材も原料にできるアップサイクル手法(新・積層法)を開発し、2021 年に特許を取得しました。
新・積層法は、粉砕以外の再生手法には不向きな、様々な繊維の混ざった繊維素材にも対応しており、今まで再生に適さないとされてきた混合繊維もアップサイクルすることが可能です。
NUNOUS の原料は2 つだけ

NUNOUS が原料にしているのは、繊維廃材(未活用の繊維資源)と、サトウキビの非可食成分由来のバイオポリマーです。
共に元来活用されていなかったものなので、NUNOUS の製造は廃棄物の削減に直結しています。
また、NUNOUS の製造過程で発生する端材も、大きなものは再びNUNOUS の材料として使い、小さなものは協力工場で産業用の固形燃料にして、さらなる廃棄物の削減に努めています。
自身に由来のあるアップサイクル素材

素材の色や柄を残して積層された塊から切り出された表面には、装飾材として使用可能な意匠性だけでなく、由来を顕す物語性も備わっており、「自分たちに由来のあるアップサイクル素材を創って自分たちで使う」という新しい価値となります。

少量での別注生産(10kg 程度)に対応できるので別注へのハードルが低く、ユーザーが積極的に繊維廃材の活用にかかわGRAND BASE Kurashiki Chuo : Room decorationることが出来ます。
企業などから未活用の繊維素材を受け入れて、オリジナルのNUNOUS にして戻す活動も行っています。
NUNOUS になった未活用の繊維素材は、空間の装飾、グッズ作製等に使用されています。

【SPEC】
TYPE | サイズ | 厚さ | 比重 |
NUNOUS STONE | 450mm×225mm(※1) | 4~48mm(※4) | 1.4程度(※5) |
NUNOUS SKIN | 450mm×225mm(※2) | 0.6/0.7/0.8/1.0mm(※3) | 1.4程度(※5) |
※1 : 規格サイズ。公差 450mm +13mm, - 0mm×450mm +13mm, - 0mm /規格以外のサイズについてはご相談下さい。
※2 : 最大サイズ。公差 450mm +13mm, - 0mm×225mm +5mm, - 0mm
※3: 厚さ公差 ± 0.1mm /別の厚みについてはご相談下さい。
※4 : 厚さ公差 ± 0.5mm
※5 : 原料となる布により異なります。
セイショク株式会社NUNOUS 事業部
〒700-0804 岡山県岡山市北区中井町2-8-7
TEL: 086-224-3284 / FAX: 086-233-0869 メール: nunous@seishoku.co.jp
nunous.jp
Official web store






コメント